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追悼きのこ採り

山が大好きだった8月に亡くなった父を偲び追悼きのこ採りに行って来ました。

追悼きのこ採り_a0074650_22363627.jpg
場所は焼石のつぶ沼付近。生前父があししげく通ったギンタケ(シモフリシメジ)のポイントです。

追悼きのこ採り_a0074650_22425736.jpg
熊が登って枝が折れたドングリの木がいたるところに・・・。絶対熊には遭遇したくないのでホイッスル吹きまくり~。一緒に行った弟が「うるさすぎだし。」とあきれていたけど、ここはキノコの数より熊のフンが多いほどの完全アウェイだからね。

ギンタケはおいしいダシが出るので芋の子汁に入れると最高です。父に感謝しつつおいしくいただだきました。


                http://www.siberiacake.com/
        
by siberiacake | 2009-10-18 23:04 | おいしいもの | Trackback | Comments(6)
Commented by やぐま草 at 2009-10-19 15:23 x
シベリアさんの自然体で優しい作品作りの背景には
きっと幼少期にお父様とお供して行った豊かな思いでが
詰まっているんでしょうね~。

シベリアさんの事、ずっと見守って下さってますよ(^^)

ギンダケ?
今度ギンダケの芋の子汁の出来上がりお写真拝見したいです。
食べてみたいです。関西にもあるのかな~?

シベリアさんはドライのお花以外にお菓子作りから
家庭料理までよくされますね。
食いしん坊の私にはたまりません~。

いい季節になってきましたね。

素敵な作品をまた楽しみにしています。
Commented by anago at 2009-10-20 09:16 x
ギンタケは本当に素晴らしいキノコですね。
このキノコの味が嫌いだという日本人はまずいないんじゃないでしょうか。
発生場所が稀、という点でも超一流のキノコだと思います。

山が好きなお父様だったんですね。
生前はギンタケが出始めるこの時期を、きっと毎年心待ちにしていたんだと思います。
この日だけはお父様も天国から降りてきて一緒にキノコ採りをしていたかもしれませんね。
Commented by siberiacake at 2009-10-20 22:55
やぐるまさん
「芋の子」というのは「里芋」のことなんです。
東北地方ではこの季節「芋の子会」(芋煮会とも言います)と称して
川原などのアウトドアで皆でわいわい里芋を使った鍋を囲むのです。

我が家の場合芋の子汁を作る日はまずシャベルを持って
畑から芋の子を掘ってくることから始まります。
土を落として皮をむいて・・・とけっこう手間がかかるけど
その苦労が報われるおいしさです。

本当にいい季節になってきましたね!

Commented by siberiacake at 2009-10-21 09:14
anagoさん
この日は父の写真をリュックに忍ばせて行きました。

本当に山が好きな人でした。春は山菜、夏は渓流釣り、秋はキノコ。
ALSという病気で亡くなりましたが、2年前の秋かなり病状が進んでいたにも関らず家族にだまって一人でバイクに乗りキノコ採りに行った事がありました。
夕方になっても帰らないので警察へ捜索願いを出したところ、用水路に落ちてバイクの下敷きになっているところを発見されました。数箇所骨折していて入院なんてこともありました。どうしてもキノコ採りに行きたかったんですね~。

anagoさんの見事なきのこハンターっぷり、ブログで拝見しています。
山菜といい、釣りといい、バイクといい・・・何だか父とだぶっちゃうんですよね。
Commented by 秋田のみどり at 2009-10-23 00:46 x
ご無沙汰してます。お父様の事驚きました。
用水路の一件はお父様のキャラクターを窺うことができる事件ですね。
実は、私も昨年父を亡くしました。あの地震の日、あの日は父の火葬の日でした。こちら(千葉)で生活していましたが長男という事もあり、遺体を実家(秋田)まで運んで葬儀をしたんです。。。なんだか、もう随分昔の事のようです。
それにしても人の死というのは不思議ですね。いくら考えてもなかなか理解できないです。ただ、父が病気の苦しみから解放された事が私達家族の救いです。その思いは皆同じですね。
お父様のご冥福を心よりお祈りいたします。合掌
Commented by siberiacake at 2009-10-26 01:00
みどりさん
去年のコメントに新盆だと書かれていましたがお父様でしたか・・・。
よりによってあの地震の日にお葬式とは。お悔やみ申し上げます。
病気で亡くなるというのは本人も家族も本当につらいものです。
車を運転している時とかふと思い出して涙することもしばしばです。
みどりさんの言うとおり病気の苦しみから解放されたことが
せめてもの救いです。




毎日のくらしで思ったこと、音楽、読み物、お花のことなどを書き綴っています。


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